いぬのくらし手帖 > 犬図鑑 > シェットランドシープドッグの性格・特徴・飼い方|初心者が知っておきたいポイント

シェットランドシープドッグの性格・特徴・飼い方|初心者が知っておきたいポイント

犬種評価

  • しつけのしやすさ★★★★★
  • 費用(家計への優しさ)★★★☆☆
  • 性格★★★★☆
  • 体の強さ★★★☆☆
  • 運動量の少なさ★★☆☆☆
  • 無駄吠えの少なさ★★☆☆☆
  • お手入れのしやすさ★★☆☆☆
  • 留守番のしやすさ★★★☆☆
  • 暑さ・寒さへの強さ★★★☆☆
総合評価★★★★☆

※総合評価は全犬種の中での相対評価です。

シェットランド・シープドッグ(シェルティ)は非常に賢く物覚えが良いため、しつけがしやすい犬種とされています。一方で牧羊犬としての気質から物音や人影に敏感に反応し、吠えやすい一面があるとされる点や、毎日1時間程度のしっかりとした運動が必要とされる点は、飼育前に知っておきたいポイントです。ダブルコートは寒さに強い反面、暑さには弱いとされているため、夏場の温度管理を意識するとよいでしょう。

ラフ・コリーを小さくしたような優雅な容姿と、賢く従順な性格から「シェルティー」の愛称でも親しまれる「シェットランドシープドッグ」。牧羊犬としての歴史を持ち、日本でもJKC(ジャパンケネルクラブ)の犬籍登録頭数ランキング上位に入る人気犬種です。この記事では、シェットランドシープドッグの性格や身体的特徴、飼い方のポイント、かかりやすい病気、平均寿命について、複数の情報源をもとにまとめます。

原産国イギリス(シェットランド諸島)
体高オス約37cm・メス約35cm
体重6〜10kg
性格の傾向落ち着きがある・優しい・忠実
平均寿命12〜13歳程度

シェットランドシープドッグの性格

シェットランドシープドッグは落ち着いていて優しく、飼い主に対して忠実で愛情深い性格だと言われています。牧羊犬としての背景から知的で活動的な一面もあるとされています。一方で、見知らぬ人に対してはシャイで警戒心が強い傾向があるとされ、来客に吠えやすい犬種としても知られています。

感受性が豊かだとされているため、頭ごなしに叱るよりも、できたことを大げさに褒めるしつけ方が効果的だと言われています。無駄吠えの癖がつきやすいとされるため、子犬のうちからの社会化トレーニングが大切だとされています。

シェットランドシープドッグの身体的特徴

体高はオスで約37cm、メスで約35cm程度、体重は6〜10kg程度とされ、中型犬に分類されます。体長が体高よりやや長く、V字型の長い頭部を持つのが特徴です。

被毛はダブルコートの長毛で、胸や尾に飾り毛があり、柔らかく美しい見た目が特徴です。毛色はセーブル、トライカラー、ブルーマール、ブラック&ホワイトなど複数のバリエーションがあります。春と秋の換毛期には抜け毛が多くなると言われています。

シェットランドシープドッグの飼い方のポイント

運動

牧羊犬としての性質から運動量が必要とされ、1日1〜2回、合計30分〜1時間程度の散歩が目安とされています。運動不足はストレスや無駄吠えにつながりやすいと言われています。

お手入れ

毛量が多いため、こまめなブラッシングが必須だとされています。特に換毛期は念入りなブラッシングが必要で、月1回程度のトリミングサロン利用も勧められています。

しつけ

感受性が豊かなため、常に落ち着いて毅然とした態度で接することが大切だとされています。ダメなことは短く叱り、できたときは大げさに褒めるしつけ方が向いていると言われています。

投薬時の注意

コリー系の犬種は、イベルメクチンなど特定の成分を含む薬剤に対して感受性が高い体質(MDR1遺伝子変異)を持つ場合があるとされています。動物病院で薬を処方してもらう際は、犬種を伝えておくと安心だと考えられます。

シェットランドシープドッグがかかりやすい病気

シェットランドシープドッグは以下のような病気にかかりやすい傾向があると言われています。気になる症状がある場合は、自己判断せず早めに動物病院で相談することが望ましいです。

  • コリー眼異常:コリー系の犬種に多いとされる遺伝性の目の病気です
  • 進行性網膜萎縮症・白内障:視覚に関わる目の病気として知られています
  • 甲状腺機能低下症:ホルモンバランスに関わる病気の一つとされています
  • アトピー性皮膚炎・外耳炎:皮膚や耳のトラブルとして比較的多いと言われています
  • 股関節形成不全・膝蓋骨脱臼:関節に関わる病気です
  • てんかん:痙攣発作を伴う神経の病気です

健康に関する記述は一般的な傾向をまとめたものです。個々の犬の健康状態については、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。

シェットランドシープドッグの平均寿命

シェットランドシープドッグの平均寿命は12〜13歳程度とされ、中型犬の中では平均的な水準だと言われています。遺伝性の目の病気やホルモンの病気にかかりやすい傾向があるとされるため、定期的な健康診断による早期発見が長生きのポイントになると考えられています。

まとめ

シェットランドシープドッグは優雅な見た目と、賢く忠実な性格を兼ね備えた人気犬種です。一方で見知らぬ人への警戒心からくる無駄吠えや、コリー眼異常などの遺伝性の病気に注意が必要です。かかりやすい病気の傾向を知ったうえで、日頃の様子をよく観察し、気になる点があれば早めに獣医師に相談することが、健康で長い付き合いにつながると考えられます。

参考情報源

本記事は、JKC(ジャパンケネルクラブ)等の公的資料や獣医療・ペット関連の専門メディアの情報をもとに、編集部で内容を確認のうえ作成しています。編集方針の詳細は運営者情報をご覧ください。