いぬのくらし手帖 > ペット保険比較 > 高齢犬(シニア犬)はペット保険に新規加入できる?年齢の目安と選び方

高齢犬(シニア犬)はペット保険に新規加入できる?年齢の目安と選び方

「うちの子はもうシニア期に入ったけれど、今から保険に入れるのだろうか」と悩む飼い主も多いのではないでしょうか。今回は、高齢犬(シニア犬)のペット保険加入について、知っておきたいポイントを紹介します。結論から言うと、新規加入の年齢上限は商品ごとに大きく異なり、7歳台までのものから、10歳前後まで申し込めるもの、年齢制限を設けていないものまであります。

高齢犬の保険加入をめぐる基本的な考え方

ペット保険の多くは、新規加入できる年齢に上限を設けています。7〜8歳前後を境に選べる商品が限定され始め、10〜12歳を超えると新規加入自体が難しくなるケースが多いといわれています。一方で、年齢制限を設けていない、またはシニア期の犬に配慮した商品を用意している保険会社も存在します。

年齢制限がない商品は選択肢が広がる一方、保険料が割高になりやすい傾向があるといわれています。また、加入できたとしても、加入前からある持病や既往歴は補償対象外となる場合が一般的です。「高齢になってから考えよう」ではなく、若いうちからの加入検討が重要だとされる理由の一つです。

10歳以上でも新規加入できる?

10歳を超えてからの新規加入は、選べる商品がかなり限られます。公式サイトに記載されている新規加入の年齢上限は、次のように商品ごとに異なります(2026年10月7日確認)。年齢の数え方(保険開始日時点の満年齢かどうかなど)や、補償内容・保険料も商品ごとに異なるため、この表は新規加入の年齢上限だけを並べたもので、商品の優劣を示すものではありません。

保険会社(商品) 新規加入の年齢上限(公式の表記)
FPC(ペットほけんフィット・ペットほけんマックス) 7歳未満
ペット&ファミリー損保(げんきナンバーわんスリム) 生後45日〜満7歳(7歳11か月まで)
第一アイペット(うちの子 70%・50%プラン) 7歳11か月まで
PS保険 8歳11か月まで
FPC(フリーペットほけん・入院・手術ペット保険スーパー) 9歳未満
au損保(ワンコ保険) 満10歳まで
日本ペット少額短期保険(いぬとねこの保険 ネクスト) 満10歳まで(11歳以降は継続のみ)
楽天損保(スーパーペット保険) 満11歳未満(10歳11か月まで)
第一アイペット(うちの子 30%プラン) 12歳11か月まで
リトルファミリー少額短期保険(わんデイズ) 13歳11か月まで
リトルファミリー少額短期保険(わんデイズLight) 上限なし
第一アイペット(うちの子ライト) 上限なし
各社の公式サイトの記載をもとに作成。新規加入の年齢上限のみを並べた表で、補償内容・保険料の比較ではありません。

年齢上限のない「わんデイズLight」「うちの子ライト」は、補償を入院・手術などに絞ったプランです。通院が対象外になるなど補償範囲が通常のプランと異なるため、年齢だけでなく補償内容も公式情報で確認してください。リトルファミリー少額短期保険と第一アイペットの紹介記事で商品内容を整理しています。

なお、新規加入できる年齢であっても、加入前からある持病や既往歴は補償されない、または加入自体が難しいことがあります(持病がある犬の加入条件を参照)。

選び方・比較のポイント

新規加入の年齢上限

保険会社・商品によって新規加入の年齢上限は異なります。すでにシニア期に入っている場合は、まず年齢上限に達していない商品を絞り込むところから始めるとよいでしょう。

告知内容と既往歴の扱い

加入時には、現在の健康状態や過去の病歴を正確に告知する必要があります。特定の病気にすでに罹患している場合、加入できなかったり、その病気に関しては補償対象外となる条件付きでの加入となったりすることがあるといわれています。

更新時の年齢上限と保険料

新規加入の年齢上限とは別に、契約更新できる年齢の上限を設けている商品と、生涯にわたり更新可能としている商品があります。高齢犬から加入する場合は、更新の可否や、更新のたびに保険料がどの程度上がっていくのかも確認しておくと安心です(仕組みはペット保険は使うと保険料が高くなる?年齢による値上がりとの違いで整理しています)。

保険選びの注意点

  • 新規加入の年齢上限は保険会社・商品ごとに異なるため、複数社の公式情報を比較しましょう(免責金額・補償割合を含めた比較の視点はペット保険の免責金額とは?補償割合・年齢制限と合わせた選び方を参照)
  • 持病・既往歴がある場合は、正確に告知する必要があります。告知内容によって加入可否や補償範囲が変わることがあります
  • 年齢制限がない商品は保険料が割高になりやすい傾向があるといわれています。補償内容と保険料のバランスを確認しましょう
  • 更新時の年齢上限・保険料の上昇についても、加入前に確認しておくことがすすめられています

加入の最終判断は、契約前に必ず各社の公式情報・約款をご自身で確認のうえ行うようにしてください。本記事は特定の保険への加入を勧誘するものではなく、情報提供を目的としています。

まとめ

高齢犬の保険加入は、年齢上限・告知内容・更新条件など若い犬の加入時とは異なる注意点があります。シニア期に入ってから検討する場合は、対象年齢内で加入できる商品を早めにリストアップし、公式情報を確認しながら比較することが望ましいです。

参考情報源