目の下が茶色く変色する「涙やけ」や、毛艶のパサつきが気になる飼い主も多いのではないでしょうか。今回は、涙やけ・毛艶が気になる子向けのフード選びのポイントと注意点を紹介します。
涙やけ・毛艶の悩みとフードの関係
涙やけの原因は、涙管の詰まりや目の周りの構造、アレルギー、涙の成分など複数の要因が関係しているといわれており、フードだけが原因とは限りません。同様に毛艶も、フードの栄養バランスに加えて、シャンプーの頻度やブラッシング、体質など複数の要因が影響するとされています。フードの見直しは改善につながる可能性がある要素の一つ、という位置づけで検討するとよいでしょう。
「このフードで涙やけが治る」といった断定的な情報を見かけることもありますが、体質や原因によって効果の感じ方は異なるため、過度な期待をせず、様子を見ながら試すことがすすめられています。
選び方・比較のポイント
添加物への配慮
着色料・香料・保存料などの添加物が、涙やけの一因となる体質的な反応に関係している可能性があるという情報があり、無添加をうたうフードを選ぶ飼い主も多いようです。
低アレルゲン・グレインフリーへの配慮
特定のタンパク源(牛肉・小麦など)にアレルギー・不耐性がある犬では、涙やけや皮膚・被毛のトラブルにつながることがあるといわれています。原材料表示を確認し、必要に応じて低アレルゲンタイプやグレインフリータイプを検討する方法もあります。
オメガ3脂肪酸などの配合
DHA・EPAなどのオメガ3脂肪酸は、皮膚・被毛の健康維持に役立つ栄養素として知られています。毛艶が気になる場合は、こうした成分が配合されたフードを選ぶ飼い主も多いようです。
フード選びの注意点
- 涙やけ・毛艶の悩みには、フード以外の原因(涙管の詰まり、アレルギー、皮膚疾患など)が隠れていることもあるため、気になる場合はまず動物病院で相談することがすすめられています
- フードを切り替えても、効果を感じるまでには数週間〜数ヶ月程度かかるといわれており、短期間での判断は避けましょう
- 「涙やけが治る」「必ず改善する」といった断定的な表現のフードには過度な期待をせず、あくまで一つの選択肢として検討しましょう
- フードを切り替える際は、今までのフードに少しずつ混ぜながら、1〜2週間ほどかけて徐々に切り替えるとよいといわれています
まとめ
涙やけ・毛艶の悩みは、フードの見直しが一つの選択肢にはなりますが、原因が他にある場合もあります。フードを変えても改善が見られない場合や、赤み・かゆみなどの症状を伴う場合は、自己判断せず動物病院に相談することが望ましいです。



