雨が降る朝、散歩に行くか迷う。真夏は日中のアスファルトが熱そうで、いつ連れ出せばいいのか悩む。散歩は休ませたくないけれど、天気に振り回されて困っていませんか。毎日のことだから、悩んでしまいますよね。
雨の日に散歩へ行けないと、そわそわしちゃう…。
暑い日もあるし、どうしようか迷うよね。
飼い主さんも、きっと同じ気持ちなのかな…。
うん、きっとね。天気に合わせた工夫を、いっしょに見ていこう。
パドとクムは、わが家の愛犬をモデルに、AIで描いたキャラクターです
天気に合わせて時間や距離を調整したり、室内遊びで補ったりと、無理のない形で散歩を続ける工夫があります。この記事では、散歩が悩みになる背景と、雨の日・暑い日の工夫、グッズを選ぶ際のポイントを紹介します。暑い日の連絡したいサインは、先にまとめました。
犬の飼育者200人に行われた調査では、雨が降っているときの散歩について「小雨なら行くが本降りなら行かない」が37.5%で最多、「時間や距離を短縮して行く」が25.5%という結果でした。散歩に行く理由として最も多かったのは「散歩を欠かすとストレスが溜まりそうだから」(37.09%)で、雨でも散歩をやめにくいと感じている飼い主が多いことがうかがえます。夏場は熱中症のリスクもあり、天候によって散歩の悩みは尽きません。
暑い日の散歩中、こんなときは動物病院へ連絡を(連絡したいサイン)
暑い日の散歩中に次のような様子が見られたら、無理に歩かせず、すぐに涼しい場所に移動したうえで、動物病院へ連絡してください。
- 呼吸が荒い(舌を出してハアハアしている)
- よだれが大量に出ている
- ぐったりしている
熱中症の症状や応急処置の基本は熱中症の記事にまとめています。※ここでの目安は一般的な傾向であり、診断ではありません。気になる症状があれば獣医師に相談してください。
散歩が悩みになるのはなぜ?(原因・背景)
散歩は犬にとって、運動不足やストレスの解消、外でのトイレ習慣など複数の役割を持っているとされています。そのため、天候が悪くても「散歩をまったく休む」という選択がしにくく、雨や暑さの中でどう工夫するかが飼い主の悩みになりやすいと考えられます。
特に夏場は熱中症のリスクが高まります。アニコム損保系のメディアでは「屋外×昼過ぎ×晴れ×25℃以上」の条件が犬の熱中症の危険サインとして紹介されており、気温が25℃を超えたら湿度や日差しに注意し、30℃を超える日はアスファルトの照り返しによる肉球のやけどにも注意が必要とされています。熱中症の発生は12〜15時ごろの昼過ぎに多いという情報もあります。短頭種・高齢犬・子犬・肥満犬・被毛が厚い犬は、特に熱中症になりやすい傾向があるとされています。
今日からできる対策
雨の日は時間・距離を調整する
本降りの日は無理に長時間の散歩をせず、トイレを済ませる程度の短時間・近距離にとどめるのも一つの方法です。小雨であれば、レインコートなどで濡れを防ぎながらいつも通りの散歩を続けている飼い主も多いようです。
暑い日は時間帯を選ぶ
気温が高い日は、気温が下がる早朝や日没後の涼しい時間帯に短時間で済ませることが勧められています。出かける前に手のひらでアスファルトの温度を確認し、熱いと感じる場合は肉球の火傷を避けるためにも散歩を控える、または芝生など温度の低い場所を選ぶといった工夫が有効です。散歩中の拾い食いが気になる場合は拾い食いの記事もご覧ください。
散歩に行けない日は室内遊びで補う
悪天候で外に出られない日は、室内での引っ張りっこ遊びや知育玩具を使った遊びで、運動不足やストレスをある程度発散させることができるとされています。散歩を完全に休む日があっても、他の方法で犬の心身のケアを心がけるとよいでしょう。散歩中の脱走への備えは脱走・迷子対策の記事に、首輪・ハーネスの選び方は首輪・ハーネスの記事にまとめています。
グッズで対策する場合の選び方のポイント
天候に合わせたグッズを取り入れることで、散歩の負担を減らせる場合があります。代表的な商品カテゴリーと選び方のポイントは以下の通りです。
- レインコート・散歩用靴:体型や被毛の長さに合ったサイズを選ぶことがポイントです。靴は足への負担が少なく、脱げにくいタイプかどうかも確認するとよいでしょう。
- ペットカート:雨で足が汚れるのを避けたい時や、体力的に長時間歩くのが難しい犬の移動手段として使われます。
- 冷却マット・保冷ベスト・散歩用の冷却グッズ:暑い時期の体温上昇を抑える目的で使われます。犬の体格に合ったサイズ、水洗いなどお手入れのしやすさも選ぶ際のポイントです。
- 携帯用給水ボトル:散歩中のこまめな水分補給に使います。片手で操作しやすいものを選ぶと、暑い時期の散歩がしやすくなります。
注意点
ぐったりしている、呼吸が荒い、よだれが多いといった熱中症を疑う様子が見られた場合は、すぐに涼しい場所に移動し、必要に応じて動物病院を受診してください。無理に散歩を続けることは避け、天候や犬の体調によっては散歩を休む判断も大切です。レインコートや靴を嫌がる犬もいるため、慣らす際は無理強いせず、短時間の着用から少しずつ始めるとよいでしょう。
まとめ
雨の日も暑い日も、散歩を欠かせないと感じている飼い主は多いようです。天候に合わせて時間や距離を調整し、レインコートや冷却グッズなどを取り入れながら、無理のない範囲で散歩を続けましょう。熱中症が疑われる様子が見られたら、早めに涼しい場所に移動し、必要であれば獣医師に相談してください。
天気が変わっても、いっしょに歩けるのがうれしいな。
今日の空を見て、できる工夫から始めてみよう!



