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SBIプリズム少額短期保険のペット保険|商品ラインナップを紹介

ペット保険を比べていると、「補償割合100%」「入院は1日あたりの基準額」「通院は日額」といった見慣れない書き方に出会い、ほかの会社と何がどう違うのか分かりにくいと感じることはないでしょうか。保険料の表も年齢によって大きく変わるため、まず何を見ればよいのか迷いやすいところです。

SBIプリズム少額短期保険の「プリズムペット」(ペット生活総合補償保険)は、補償の上限を「金額」と「日数・回数」で決める仕組みで、犬猫向けに3つのプラン(プレミアム・バリュー・ライト)と、8歳以上向けの「元気応援プランover8」があります。この記事では、公式情報(2026年10月21日確認)をもとに、各プランの補償の上限、小型犬を中心とした月払保険料、補償の対象外になる主な項目を整理します。

SBIプリズム少額短期保険の商品ラインナップ

犬猫コースは、0歳〜7歳11か月向けの3プランと、8歳以上向けの1プランの計4プランで構成されています。契約期間はいずれも1年間(2年目以降は自動更新)で、補償割合は100%(各プランの上限額まで診療費の実費を支払う設計)と案内されています。上限額は、入院・通院・手術ごとに「1日(1回)あたりの金額」と「保険期間中の日数・回数」で決まっているため、上限を超えた分は自己負担になります。

プラン(対象の年齢)補償の対象月払保険料の目安
プレミアム
(0歳〜7歳11か月)
入院・通院・手術3,520円(小型犬2歳の例)
バリュー
(0歳〜7歳11か月)
入院・通院・手術2,960円(小型犬2歳の例)
ライト
(0歳〜7歳11か月)
入院・通院・手術2,460円(小型犬2歳の例)
元気応援プランover8
(8歳以上)
入院・手術(通院は補償なし)2,050円(小型犬8歳の例)
月払保険料の目安は公式の保険料表(小型犬)の金額です(2026年10月21日確認)。年齢・犬の大きさで変わります。

プレミアム

3つの通常プランの中で、補償の上限額と日数・回数が最も大きい設定のプランです。公式サイトの記載は次のとおりです。

  • 入院:1日あたりの基準額12,000円まで・保険期間中60日まで
  • 通院:日額12,000円まで・保険期間中60日まで
  • 手術:1回15万円まで・保険期間中2回まで
  • 診断書費用:保険期間中10,000円まで
  • 飼育費用補償:50万円まで

そのぶん月払保険料は3プランの中で最も高く、小型犬の場合、0歳で4,740円、2歳で3,520円、7歳で5,900円です。

バリュー

入院の1日あたりの基準額はプレミアムと同じ12,000円ですが、日数や通院・手術の上限額がプレミアムより小さいプランです。

  • 入院:1日あたりの基準額12,000円まで・保険期間中30日まで
  • 通院:日額8,000円まで・保険期間中30日まで
  • 手術:1回9万円まで・保険期間中2回まで
  • 診断書費用:保険期間中10,000円まで
  • 飼育費用補償:50万円まで

小型犬の月払保険料は、0歳で3,980円、2歳で2,960円、7歳で4,890円です。

ライト

3プランの中では上限額が最も小さく、保険料も最も低く設定されているプランです。

  • 入院:1日あたりの基準額10,000円まで・保険期間中30日まで
  • 通院:日額5,000円まで・保険期間中30日まで
  • 手術:1回6万円まで・保険期間中2回まで
  • 診断書費用:保険期間中10,000円まで
  • 飼育費用補償:50万円まで

小型犬の月払保険料は、0歳で3,320円、2歳で2,460円、7歳で4,010円です。通院の日額上限が5,000円のため、1回の通院費がそれを超える場合は、超えた分が自己負担になります。

元気応援プランover8

8歳以上の犬猫が、新規加入の年齢上限なく入れる、入院・手術に特化したプランです(2025年6月30日に販売開始とニュースリリースに記載)。通院は補償の対象外です。

  • 入院:1日あたりの基準額8,000円まで・保険期間中30日まで
  • 通院:補償なし
  • 手術:1回9万円まで・保険期間中2回まで
  • 診断書費用:保険期間中10,000円まで
  • 飼育費用補償:50万円まで

小型犬の月払保険料は、8歳が2,050円、9歳が2,390円、10歳が2,800円、11歳が3,110円、12歳以降が3,760円です。公式のニュースリリースには「12歳以降の保険料は変わらない」と書かれていますが、社会環境の変化などに応じて、更新時に保険料の増額や保険金額の減額をする場合があるとも注記されています。

プリズムペットの保険料|小型犬の年齢別の目安(月払)

保険料は、犬の大きさ(小型・中型・大型)、契約日時点の年齢、プランで決まります。下の表は、公式の保険料表に載っている小型犬の月払保険料です(単位:円、2026年10月21日確認)。公式の犬種分類では、トイ・プードル、チワワ、ミニチュア・ダックスフンド、フレンチ・ブルドッグなどが小型犬に分類されています。

年齢プレミアムバリューライト
0歳4,7403,9803,320
1歳3,4402,9102,420
2歳3,5202,9602,460
3歳3,5903,0102,500
4歳3,8503,2202,670
5歳4,3003,5802,960
6歳4,9804,1303,410
7歳5,9004,8904,010
8歳7,0905,8604,800
9歳8,5907,0705,780
10歳10,4208,5506,970
11歳12,42010,1608,260
12歳以降19,89016,07013,000

年払は月払と金額が異なります。年齢が上がるにつれて保険料が上がり、12歳以降は一定の金額になる表です。犬の大きさが変わると保険料も変わります。中型犬・大型犬の月払保険料の一部は次のとおりです(同じく公式の保険料表)。

犬の大きさ2歳7歳
小型犬プレミアム:3,520円
バリュー:2,960円
ライト:2,460円
プレミアム:5,900円
バリュー:4,890円
ライト:4,010円
中型犬プレミアム:4,160円
バリュー:3,250円
ライト:2,720円
プレミアム:8,030円
バリュー:6,290円
ライト:5,190円
大型犬プレミアム:5,210円
バリュー:4,510円
ライト:3,320円
プレミアム:12,550円
バリュー:10,840円
ライト:8,130円

犬種がどの大きさに当たるかは、公式サイトの犬種分類表(同社の基準)で決まります。たとえば柴犬やビーグルは中型犬、ゴールデン・レトリーバーやラブラドール・レトリーバーは大型犬に分類されています。ミックス犬は、成犬時の予想体重で、6kg未満が小型犬、6kg以上18kg未満が中型犬、18kg以上が大型犬とされています。保険料は将来変わる可能性があるため、加入時点の金額は公式サイトで確認してください。

12歳の契約更新時には、通院保険金に限り、1日あたり3,000円の免責金額を付ける設定を選べると公式サイトに記載されています。小型犬の12歳以降(月払)では、免責金額を付けた場合の保険料がプレミアム12,330円、バリュー9,530円、ライト6,650円で、付けない場合(上の表)より低く示されています。一度設定した内容は、あとから変更できないとされています。

補償の対象外になる主なケース

公式サイトの「補償内容」には、保険金をお支払いできない主な場合が次のように挙げられています(一部の抜粋です。詳しくは重要事項説明書・ペット保険普通保険約款・特約条項で確認してください)。

  • 初年度契約の保険期間の初日より前に被った障害(がんは、初年度契約の待機期間が終わる前に被った障害)
  • 先天性の障害と、これに起因する障害
  • 狂犬病、フィラリア感染症、鼠径ヘルニア、膝蓋骨脱臼、股関節形成不全症、レッグペルテス、てんかん、停留睾丸、チェリーアイ、気管虚脱などと、これらに起因する障害
  • 歯石除去、歯肉・歯牙・歯周病・不正咬合などの歯科処置(一切の歯科処置が対象外と記載)
  • 犬について、保険期間の初日からさかのぼって過去13か月以内に、特定の疾病に関するワクチン接種などの予防措置が講じられていないまま、その疾病を発症した場合
  • 健康診断、ノミ・ダニの予防処置、断耳・断尾・臍ヘルニアなどの美容整形を目的とした処置
  • 繁殖行為、妊娠・出産・帝王切開に関する処置、東洋医学などの代替医療、日本国外での診療費

膝蓋骨脱臼や歯周病の治療が対象外とされている点は、他社と違いが出やすい部分です。気になる犬種・症状がある場合は、契約前に対象外の一覧を確認してください。持病や治療中の病気がある場合の考え方は、持病がある犬でもペット保険に入れる?治療中・がんの場合と加入条件で整理しています。

補償が始まるまでと、そのほかの特徴

お申し込みに必要な書類(ウェブの場合は入力内容)がそろい、保険会社が承認した日から31日目の午前0時に補償(保険責任)が始まると公式サイトに記載されています。新規契約の場合、がんには補償開始日から45日間の待機期間があり、がんに関する保険金は46日目から対象になります。新規契約では、告知書や健康診断書の内容によって、特定の病気を一定期間補償しない特約(特定疾病不担保特約)を付けたうえで引き受けとなる場合もあります。

公式サイトでは、そのほかの特徴として次の点が案内されています。

  • 飼育費用補償:飼い主が亡くなった場合や高度障害状態になった場合に、ペット保護譲渡団体への譲り渡し費用を50万円まで補償(原因となる傷病の発生から1年以内に譲り渡した場合など、条件があります)
  • 獣医師相談サービス「ほっとダイヤル24」:契約者向けに24時間365日、獣医師への相談ができる(犬猫専用)
  • 休日診療費・時間外診療費も補償の対象
  • スマートフォンからの保険金請求や、郵送での請求に対応
  • 多頭割引:2〜3頭の契約で5%、4頭以上で8%の割引(適用条件あり)

選ぶ際の注意点

3つの通常プラン(プレミアム・バリュー・ライト)は0歳〜7歳11か月向けで、8歳以上は通院の補償がない「元気応援プランover8」になります。8歳以降に通院まで備えたい場合の選択肢が限られる点は、確認が必要です。高齢期の新規加入の考え方は、高齢犬(シニア犬)はペット保険に新規加入できる?年齢の目安と選び方にまとめています。

上限額は「1日(1回)あたりの金額」と「保険期間中の日数・回数」の組み合わせです。たとえば手術は全プランとも保険期間中2回までで、通院は30日または60日までのため、この範囲を超えた分は自己負担になります。通院・入院・手術の違いは通院・手術・入院特約の違いでも解説しています。

保険料は年齢とともに上がります。小型犬のプレミアムでは、11歳の12,420円から12歳以降は19,890円になり、大型犬のプレミアムは12歳以降が50,330円と、犬の大きさによる差も大きくなります。仕組みはペット保険は使うと保険料が高くなる?で整理しています。愛犬の体調で気になる症状があれば、保険を考える前に、まず獣医師に相談してください。

本記事は情報提供を目的とした紹介であり、特定の保険への加入を勧誘するものではありません。加入の最終判断は、契約前に必ず公式サイトの重要事項説明書・約款をご自身でご確認のうえ行ってください。

他社と比べるときの確認ポイント

プリズムペットを他社の商品と比べるときは、保険料だけでなく、次の点を同じ条件にそろえて確認すると違いが見えます。

  • 補償割合と、上限の決め方(プリズムペットは補償割合100%で、金額と日数・回数の上限を設定)
  • 通院を含むかどうか(プリズムペットは、通常3プランは通院あり、元気応援プランover8は通院なし)
  • 歯科治療や膝蓋骨脱臼など、補償の対象外になる項目
  • 新規加入できる年齢の上限と、高齢期の保険料の上がり方
  • 補償開始までの期間と、待機期間・免責金額の有無

免責金額や補償割合、年齢制限の見方は、ペット保険の免責金額とは?補償割合・年齢制限と合わせた選び方で整理しています。

まとめ

SBIプリズム少額短期保険の「プリズムペット」は、補償割合100%で、金額と日数・回数の上限によって補償の大きさが決まる設計です。通常3プランと8歳以上向けのプランで、通院の有無や上限額、保険料が異なります。補償内容や対象外の項目、加入できる年齢の考え方は会社によって違うため、他の保険会社の商品とも比較しながら、愛犬の年齢や通院の頻度に合うかどうかを検討してください。

参考情報源